クチナシ(梔子)

事務所前にクチナシの八重咲の花が咲いていましたので、今回は「クチナシ」についてご紹介いたします。

沖縄では、5月のゴールデンウィークの頃に咲き始め風車の形に似ていることから沖縄の方言で「カジマヤー」と呼ばれています。

「クチナシ」の名前って不思議です。気になりますよね。名前の由来については諸説あります。そのなかで3つご紹介いたします。

1つ目は「クチナシ」の果実が実を熟しても割れないことから「割れる口がない」から転じて「クチナシ」と呼ばれるようになった。

2つ目は、花の萼が鳥のくちばしに似ており、果実は梨に似ていることから、「くちばし」の「クチ」と「梨」の「ナシ」で「クチナシ」と呼ばれるようになった。

3つ目は、「クチナシ」の果実をたべた蛇が、「くちなわ」と呼ばれておりそこから「クチナシ」呼ばれるようになった。

皆さんは、どれが一番近いと思いますか?

続いては、「クチナシ」の香りについてです。

白くて大きな花からは、うっとりするような甘くて濃厚な香りがします。

日本の「三大香木」と呼ばれ、「ジンチョウゲ」「キンモクセイ」と並び、愛されている「クチナシ」です。

最後に、花言葉は「優雅」「洗練」「喜びを運ぶ」で、花のイメージとピッタリです。

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