ソーセージノキ

植物あれこれ♪スタッフブログ 10月~4週目~

名前を聞くと「食べられるの?」と思いますが残念ながら食用ではありません。

(原産地のアフリカではゾウやサイなどが食べるそうです)

果実は60cm程度と巨大で珍しく、観賞用に植物園などで植栽されています。

花は夜咲き、コウモリが受粉に一役かっています。この場合、同じ樹の花粉では結実せず、必ず他の樹の花粉により結実します。(「他家受粉」と呼ばれます)コウモリは花の時期になると夜な夜な蜜を求めソーセージの樹から樹へと飛び交い、その際花粉が運ばれるという訳です。

海洋博公園には5樹のソーセージノキが植えられており、人の手で交配し、大きな果実を見ることができます。

10月10日に交配した果実 (海洋博公園内)

↑写真の果実は10月10日朝に交配したもの。すでにボールペンの長さ程度に生長しています。これから2ヶ月ほどかけて巨大なソーセージになることでしょう。楽しみです。

肥大したソーセージノキの果実

↑アメリカの植物園にて

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